更新日:2020.02.19ワイナイナ選手と巡るサバンナツアー
ワイナイナ選手と巡るサバンナツアー
Jambo(「`・д・)「ガオオォ
繰り返し繰り返し、Jambo(ジャンボ)と言い続けているコチラのブログですが、遂にこの「Jambo」を披露出来る機会がありました。
当園では毎年冬に、旭区主催のズーラシア駅伝を開催しています。
今年も1/25(土)に実施を致しました。
今年はなんと旭区誕生50周年記念ということでスペシャルな駅伝です。
第50回旭区駅伝競走大会!
園長の気合いもバッチリ。
スペシャルな出来事とは・・?
スペシャルゲスト☆☆
オリンピック男子マラソン2大会連続メダリスト
ケニア出身 エリック・ワイナイナ選手がゲストランナーとして参加してくださいました(o´ω`o)
Jambo!ワイナイナ選手!Karibu!ズーラシア!
私が言い続けている、Jambo(ジャンボ)とは東アフリカの言語であるスワヒリ語で「こんにちは」という意味なんです。
Karibu(カリブ)は「ようこそ」、
Asante(アサンテ)は「ありがとう」
と、スワヒリ語は比較的覚えやすいので是非、皆様も覚えてくださいね!
そして今回は特別に、駅伝の参加者の皆様と
ワイナイナ選手と巡るサバンナツアーを実施致しました(「`・д・)「
私たち日本人にとっては「キリンやライオンは動物園で見る柵の向こう側の生き物」ですが、ケニア出身のワイナイナ選手にとってのキリンやライオンは「同じ空間に共に暮らす生き物」です。
ワイナイナ選手にしか話せない、リアリティ溢れる内容で参加された皆様も私たち飼育員も視野が広がりました。
キリンについて解説して頂き、
そのまま園路を通り・・
ライオン舎の中へ!
ライオンを観察しながら、「野生での現状」を学びました。
皆様は動物園の動物を見て何を思いますか?
「可愛い」「かっこいい」「怖い」「臭い」様々な感想が出てくるかと思います。
では、さらに思ったことを派生してみて、是非この機会に動物園で暮らす動物たちを通し、人と動物との共生、野生動物たちの生息数、減少原因、環境問題についても考えてみてください。
例えば「ライオン」。
現在IUCN(国際自然保護連合)の調査によるとライオンの野生での生息数は約2万3千~3万9千頭です。絶滅危惧II類 (VU)に分類されており、絶滅の危険が増大している種です。
何故、ライオンがいなくなったらダメなのか?
何故、ライオンの数が減ってしまっているのか?
以前ズーラシアスクールでもこのようなテーマで授業をしました。
その様子のブログはこちらです。
実際にケニアで暮らしていたワイナイナ選手は、このツアーでライオンを見て「怖い。近付きたくない。」とおっしゃいました。
これはケニア出身のワイナイナ選手だからこそ出てくる言葉だと思います。
この写真は私が個人的な旅行でケニアに行った時に撮影したライオンです。
動物園にあるようなガラスや柵はありません。皆様がケニアに住んでいてこのような状況になったらどうでしょうか?
他にも環境問題による生息地の減少や、貧困問題からくる密猟など様々な問題が絶えません。
もっともっと動物園としても、このようなことを皆様にお伝えしていかなければならないなと改めて感じました。
このブログを読んで、少しでも興味を持って頂けたらとても嬉しく思います。
ちなみに私は、環境問題への自分自身の取り組みとして
* No! ストロー
* No! レジ袋
* プラスチック製品はなるべく使わない
* 排気ガス排出量を減らす為になるべく歩く
を課題として過ごすようにしています(o´ω`o)
他にもやるべき事はたくさんありますので、是非皆さんもご一緒に未来を守っていきましょう!
ツアー参加者の皆様にはキリンやライオンを通して、ワイナイナ選手から多くのことを学んで頂けたのではないでしょうか(`・ω・´)
最後に、、
ワイナイナ選手のサインをライオン舎に頂きました(o´ω`o)
ワイナイナ選手、駅伝参加者の皆様、
Asante (アサンテ)(*'ω' *) ※スワヒリ語でありがとう
ケニア大好きライオン担当 鈴木(由)
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ライオンについてもっと知りたい方!
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