更新日:2020.05.13展示馴致(休園日)の様子⑤
展示馴致(休園日)の様子⑤
みなさま、こんにちは!
またまた激しいタイムラグが生じてしまいましたが、キリンの子ども「エミリー」の展示馴致のお話です。
(これまでの話はコチラ!→その①、その②、その③、その④)
前回、無事チーターのサハラとの1回目の馴致が終了しました。
しかし!まだ馴致は終わっていません。
この方々‼‼
そう、グラントシマウマのモトコ、モカ、カナコ、ランのメスグループです。
みなさまはシマウマにどんなイメージをお持ちですか?
草食獣だし、おとなしそう...と思うかもしれませんが
意外と気の強い性格の個体が多いのです。
これまで同居を実施したソウシ(オス)は比較的おとなしい性格なのですが...
メスグループは、とにかくやんちゃ!
展示場内を砂ぼこりをあげて走り回ったり、チーターを追いかける姿を見たことある方も多いのではないでしょうか。
担当者としては一番心配していたのがこのメスグループのシマウマなのです。
ですのでチーターと同様に、エミリーがある程度大きくなってから同居を実施することにしました。
そして2月の休園日に第1回目の同居を実施!
最初はエミリーのまわりを職員で囲って守り、
とにかくシマウマにロックオンされないように注意しました。【エミリー護衛隊の皆さん】
シマウマたちは警戒心が強く職員の方には基本的には寄ってきませんので、遠くからこちらを眺めています。時々バタバタと集団でエミリーの方に走ってくることもありましたが、
エミリーは、オスのソウシとの同居でシマウマに慣れたのか動じません。
体はエミリーの方が大きいので、動じなければシマウマもちょっかいは出さずそのまま去っていきます。
肝心のエミリーはやっぱり人が気になるようですね。
そんなこんなで無事1回目の馴致が終了しました。
そしてエランドのイズモ(オス)とも同居を実施。
穏やかなイズモとの同居は問題なし★
そしてエランドの子ども、タビー(オス)とミル(メス)との同居も問題ありませんでした。
毎日展示できる日も近い!?
【担当者の心配をよそにシマウマを逆に追い掛け回すエミリー...シマウマたちゴメンなさい...】
飼育展示係 宮本