更新日:2020.05.18休園中の園内をご紹介⑤
休園中の園内をご紹介⑤
前回はアフリカの熱帯雨林ゾーンをご紹介したので、今回はアフリカのサバンナゾーンをご案内します。(前回のブログはこちら)
アフリカのサバンナゾーンはズーラシアで最も新しい8つ目のゾーンです。うっそうとしたアフリカの熱帯雨林ゾーンと違い、開放的な雰囲気があります。
アフリカの熱帯雨林を抜けていくと。
開けた道に出ました。アフリカのサバンナゾーン最初の動物は、アビシニアコロブス。こちらのサルもリーフイーターモンキーという木の葉を主食にするサルです。
困り顔とはこのことを言うのでしょうね。
つづいて、アフリカンバードハウスへ。ここではアフリカにすむ鳥たちが展示されています。
アフリカンバードハウスにいる鳥たちをいくつかご紹介します。
まずはリビングストンエボシドリ。体が緑色で烏帽子(えぼし)のような冠羽を持つ鳥です。烏帽子とは平安時代から和装で使われていた筒状のかぶり物のことだそうです。
つづいてベニハチクイ
そしてズグロウロコハタオリ。こちらの鳥は黄色の羽に覆われています。アフリカの鳥はとてもカラフルですね。
ちなみに右側の少し派手な黄色をした鳥がオス、左側がメスです。オスは繁殖シーズンが終わると派手な羽は抜けて、メスと同じような見た目になります。
アフリカンバードハウスを後にして北門の方向に進んでいくと、サバンナの放牧民族であるダトーガ族の集落があります。
こちらでは、ピグミーゴートがゆったりした時間を過ごしていました。
お隣のラクダライドではラクダのお兄さんとソフィーが練習中。(休園中は職員がラクダに乗って練習をしています!)
ラクダの練習を眺めていたら、メンフクロウの大吉も来てくれました!
最後に、アフリカのサバンナゾーンで見つけたこの花を。ガザニアという南アフリカ原産の花です。
アフリカのサバンナゾーンは一回では紹介しきれないほど広大です。次回はサバンナ草原エリアを回りながらご紹介していきます。
だんだんサバンナの灼熱さが増してきました。皆様も熱中症にはお気を付けください。
事業推進係 飯田