更新日:2020.05.26三日見ぬ間の桜
三日見ぬ間の桜
もう、5月も終わろうとしているのにタイトル「桜」とはいかがなものかと思いますが、皆様にお会いできない間に、動物たちの変化をご覧いただけなかったのは心苦しい限りです。(そして新年度に入ってターキンのブログを書いていないのは衷心より心苦しく思います)
...慇懃に見せかけて随分雑な導入ですが、ようするに三月見ぬ間のミカゲの話です。
1月の下旬から展示開始したゴールデンターキンのミカゲ。
だんだんと展示場にも慣れてきて、さあこれから成長が楽しみ...というタイミングで臨時休園となってしまいました。
この時はまだ、角は生えていませんでした。
しかし、3月31日に撮影不能なほど小さな角が見え始め、
4月半ばには、遠くからでもはっきりとわかるほど角が伸びてきました。
は...生えとる!(2年連続2回目)
(去年のブログはこちら)
しかし...
数枚の写真で、「なんか変だな」と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
実は、右の角はぐんぐん伸びてきていましたが、4月中、左の角は全く見えませんでした。
去年のファルコに比べ少し早い時期(季節的な意味で)に生え始めたので、角の長さに比べて毛足が長く、角の長さの少しの違いが大きな差に見えていたのかもしれません。
そんなミカゲの角ですが、
5月に入ると左の角も見え始め、
左右ともしっかりそろって角が見えるようになりました!(ご覧の通りやはり長さに違いがありますが...)
そんなミカゲ、角だけでなく体も大きくなってきました。
でもまだまだ...
母乳もたくさん飲んでいます。
生まれてすぐのブログと比べるとサイズの違いが分かりやすいですね。
動物園再開の際はぜひとも皆様の記憶にあるミカゲと見比べてみてください。
そしてそれまで、どうか皆様ご自愛くださいますようお願いいたします。
飼育展示係 太田真琴
一方そのころファルコは...
えええええ!?お前もまだ飲みたいんかい!お母さん嫌がってはるで!?(この後怒られていました)