更新日:2020.08.12ツバオ的ルール
ツバオ的ルール
アカアシドゥクラングールのモイの母親、ツバオ。
ツバオには展示場に出る際に、あるおもしろいルールがあるのが最近わかったのでご紹介いたします(^^)/
展示場に出る時は、夜間過ごしている寝室からまずサブ運動場に出て、
そこからシュートと呼ばれる通路を通って展示場へ出ていきます。
アカアシドゥクラングールたちのシュートは少し長めで、約3mあります。
シュートの入り口から展示場を見るとこんな感じですね。
ツバオたちの寝室は1番展示場に近い場所なので、寝室の扉を開けるとすぐにこの入り口が見えます。
展示場に出る日は、寝室から出るとすでにこの扉も開いているので、そのまま出ていきます。
展示場に出ない日は、そこは閉まっているので、サルたちはそれで今日はどこで過ごすのか理解しているようです(^^)
ツバオは、サブ運動場で過ごす日はモイを置いてさっさと出ていってしまうのですが、展示場に出る時はちょっと違います。
というのも・・・
モイはこーんな感じでみんなが寝室から出て行ってしまっても、ポケ~っとしてなかなか動こうとしないことが多く(^^;)
なのでツバオは、1度サブ運動場に出て行っても展示場への扉が開いている時は、すぐにモイを迎えに寝室に戻ってきて抱いて出て行ってくれるんです!
ちなみに寝室に取り残されている間でも、モイは鳴いて騒ぐこともなくボーっとしています(^_^;)
お母さんが迎えに来てくれるのがわかっているからなのか。
シュートを通って展示場に出てしまえば、すぐにお母さんから離れて朝ごはんを食べだすんですけどね(笑)
・・・という話だったのですが。
この記事を書く少し前から、展示場に出る日でもツバオはモイを置いて先に出ていくようになりました!!
そうすると、モイは慌ててお母さんを追うので、シュートを通れるように☆
こうやって少しずつ、自分でできるようになっていくんですねぇ。
ちなみに展示場から寝室へ帰る時は、まだお母さんが抱っこして戻ってきますので、出入りを1頭でできるようになるのは、まだ先のようですね(^^)
【飼育展示係 久保田】