更新日:2020.08.24ラクダが暑さに強い秘密
更新日:2020.08.24
ラクダが暑さに強い秘密
8月になってようやく梅雨が明け、本格的な夏となりました。
猛暑が続いてますが、この暑さでもラクダはかわらず元気です。
みなさんご存じ、ラクダは砂漠にすんでいる動物で、暑い環境には強い動物です。
そこで、ラクダがなぜ暑さに強いのかを説明しましょう。
①体温を調節できる
ラクダの体温は、外気温に合わせて34~40℃に変動させることができます。
気温が高いときには、体温を上げることで体内の水分を逃さず(汗をあまりかかず)、暑さに耐えられます。
②たくさんの水を一気に飲める
一度にたくさんの水を飲むことができ、余分な水分を血液に貯めることができます。そのため、ある程度水を飲まなくても生きていけるのです。
普通の動物は血液中の水分量が多くなると赤血球が壊れてしまうのですが、ラクダは平気です。
動物園では好きな時間に飲んでいますよ。
ちなみに、コブには水ではなく脂肪が入っています。
③背中のコブが断熱効果
直射日光の熱を背中のコブで受け止めることで、体温の上昇を防いでいると言われています。
④濃い尿をだす
濃い尿をだすことによって、なるべく水分を排出しないようになっています。
すこし難しい話でしたが、ラクダは砂漠で暮らせるように暑さに強くなりました。
人間はラクダのような体のつくりではありませんので、こまめな水分補給と、エアコンや扇風機の使用などで、熱中症にならないようにこの夏をのりきりましょう!
らくだのおにいさん