更新日:2021.11.08第11期ズーラシアスクール開校!
第11期ズーラシアスクール開校!
第11期ズーラシアスクールが、2021年10月23日に開校しました。
ズーラシアスクール発足から11年目に突入した今年度のテーマは、動物園が掲げる「生物多様性の保全」という大きな目標に向かって「世界は私とつながっている〜動物と私たちの未来のためにできること〜」です。
今年度も、小学校6年生15名の少人数での開校です。
第1回目は、「動物と環境と私たち」をテーマに、ズーラシアスクール11期生の目標を共有して、動物たちと環境との関わりを考えて、動物の観察をしました。
まずは村田園長から入学のお祝いの挨拶です。
ズーラシアスクールでは、「思いっきり楽しんで、感動して、喜んで、興奮できる」動物園ならではの体験をしてほしいとの話がありました。
次は、11期生みんなの自己紹介です。
11期生のみんなは「動物のことをもっと知りたい」「生物多様性について興味がある」「飼育員になりたい」「気づいたら勝手に応募されていた・・・」など、様々な動機で参加してくれていました。
ズーラシアスクール11期生の全体目標を共有しました。
生物多様性の保全に向けて、「動物とかかわる環境が自分ともつながっていることを実感する。そして、今からできることを考えて他の人にも伝える」ことが目標です。
生物多様性の保全という少し難しい考え方を、半年間かけてみんなで実感していきたいと思っています。
そして、半年間関わっていく動物たちをインドゾウ、フンボルトペンギン・ミナミアフリカオットセイ、ヒガシクロサイの3つの枠から選んでもらいました。
担当者からのアピールタイムもあり、4〜6人の3チームに分かれました。
関わっていく動物を決めて進めていくやり方はズーラシアスクールとしても初めての取り組みなので、これからどのようにみんなが学んでいってくれるのか、職員もワクワク、ドキドキしています。
チームに分かれたあとは、みんなが考える生物多様性とはどんなイメージなのか、関わっていく動物たちはどんな環境とつながっていそうか、どんなところを観察してみたいかなどを話し合いました。
各チーム「生き物と生き物がつながっている」「食物連鎖」「生き物同士が協力し合っている」「ペンギンやオットセイは海とつながっている」など、いろんな意見やイメージが出ました。
そのあとは観察に向けてどのようなところが見たいのか、どのようなことをしていそうかなど、見たいところや予想をしました。
ついに観察の時間です!
各チーム短い時間でしたが「歯が結構奥の方にある」「ペンギンとオットセイの食べ方が同じだった」などいろんな発見があったようです。
最後に、次に観察したいことや調べたいことなどを共有して第1回目は時間が来てしまいました。
次回は、「動物の特徴と環境とのかかわり」をテーマに、今回の観察での気づきや興味が湧いたことを踏まえて、より深くみんなで学んでいきたいと思っています。
これから半年間楽しく学んでいきましょう!
ズーラシアスクール担当 一同