更新日:2021.03.28室内では...その①
更新日:2021.03.28
室内では...その①
以前のブログでお伝えしましたが、インドゾウの展示場は改良工事中です。
工事の間、寝室の限られた環境で過ごすゾウたちが少しでも快適に過ごせるように、飼育担当者たちは日々試行錯誤をしています!!
まずは給餌器!!
もともと使用していたものを改良したり、新しく設置したりしています。
こちらはシュリー(メス、26才)の寝室。
まず、天井から吊るしたネットに乾草を入れました。
シュリーは鼻を伸ばし、乾草をうまく引き出して食べています。
野生では、草を引き抜いたり、木の枝や葉を取ったりと、様々な採食方法で餌を食べているゾウたち。
動物園では、餌を床に置くことがどうしても多くなってしまいますが、このように高い位置に餌を置くことで首や鼻をしっかりと使うような採食行動を引き出します。
また、以前から使用していた丸い給餌器には、新たに穴を開けて天井から吊るし、
ニンジンや固形飼料を入れました。
いつも通り、上の穴から餌を食べるシュリー。
シュリーの様子を見ながら、高さを変えたり、穴を増やしたりして調整しています!!
こちらは巨大なブイ!!
穴を開けて乾草を入れました!!
この巨大なブイには大小2つの穴が開いていますが、小さい穴を上にして置いていても...
すぐにシュリーはうまくボールを転がして、大きな穴からガッポリと乾草を引き出して食べます。
さすが、食いしん坊!?
飼育担当者の試行錯誤はまだまだ続きます!
ゾウ班ブログ担当