更新日:2021.03.25ありがとう、ウラル
更新日:2021.03.25
ありがとう、ウラル
今日はみなさまに悲しいお知らせがあります。
バードショーの出演に向けトレーニングをしていたシロオオタカのオス、ウラルが2月に死亡しました。
まだ5歳になったばかりの若い個体でした。
2018年6月18日に来園後、少しずつではありますが、来園者の皆様の前でかっこよくフライトする姿をお見せするために頑張っていました。
トレーニングの過程では、職員も初めてのことや学ぶことが多く、その分達成できた時の喜びはひとしおでした。
ウラルはとても頑張ってくれました。
バードショーの鳥たちは展示動物と違い、展示場がない上、この一年は新型コロナウイルスや鳥インフルエンザの影響で、ご覧になる機会が少なかったかもしれません。
それでもその白く美しい姿に、多くの来園者の方が足を止め、応援してくださり、暖かいお言葉をかけていただきました。
バードショーにはまだ出ていませんでしたが、確実に人気を集めていたと思います。
死因は出血性胃腸炎の疑いとのことでした。
夜間、職員が帰った後に死亡しました。
ウラルと共に過ごしてきた時間がもう戻らないこと、スピード感のあるフライトが見られなくなること、とても残念です。
来園者の方から素敵なアルバムと心のこもったお手紙とお花をいただきましたので、この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
応援してくださった多くの方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。
またバードショー再開後には、ぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです。
バードショー担当