更新日:2021.06.01ズーラシアクイズチャレンジ~解答編③ オカピ~
ズーラシアクイズチャレンジ~解答編③ オカピ~
さぁ、今回は第3問のクイズの解答を発表します。(問題編のブログはこちら)
オカピの問題です。
ズーラシアで5番目に生まれたメスのララ。
「ララ」という愛称は、オカピの生息地であるアフリカの言葉(スワヒリ語)で「眠る」という意味です。
なので、正解は「B」です!
では、なぜ「眠る」なのでしょうか?
実は、ララが生まれた時のエピソードが由来となっています。
ララの母親のピッピ、なんと、出産中にウトウトと居眠りをしていたそうなんです!その逸話から赤ちゃんは「ララ(眠る)」と名付けられたのでした。
ちなみに、現在ズーラシアにいるオスのホダーリはスワヒリ語で「強い」、
同じくオスのバカーリは「有望」、
メスのルルは「真珠」という意味です。
1999年の開園当初、アジアで初めてオカピを飼育したズーラシア。
その上品なたたずまいから「森の貴婦人」ともいわれるオカピはズーラシアのシンボルといえる存在です。
そんなオカピの繁殖にも取り組んできたズーラシアでは、これまでに5頭の赤ちゃんが生まれ、2006年には国内初の三世代目の繁殖にも成功しました。
愛称の話題に戻ります。
ズーラシアの動物の愛称は、その動物の生息地の言葉にちなんだ意味をもつものも多くいます。
例えば、今年1月に誕生したボウシテナガザルの赤ちゃんプロイは、タイ語で「宝石」という意味です。
2019年に誕生したスマトラトラのムジュはインドネシア語で「幸運」を意味する「ムジュール(Mujyur)」から。
ヒガシクロサイのアキリはスワヒリ語で「お利口」という意味です。
アカアシドゥクラングールは生息地のベトナム語で、ホアは「花」、モイは「新しい」、プクは「幸せ」、マニは「強い」、サオは「星」、アーニは「光」、ショーンは「活発」という意味です!
これらはみんな、ズーラシアで生まれた子どもたちです。
この愛称はどんな意味かな?と思うものがあったら、その動物の生息地の言葉を調べてみると、新たな発見があるかもしれませんね。
さぁ、次回はいよいよ最終問題、ヒガシクロサイのクイズの解答を発表します!
お楽しみに。
事業推進係 上田