全取っ替えでスッキリ！

以前のブログでお話ししましたが、インドゾウの足や体への負担を軽減することを目的に、寝室におが粉(木クズを粉状に砕いたもの)を敷いています。


このおが粉は、段々と汚くなったり減ったりしてしまうため、定期的に新しいものに入れ替えています。

先日、ラスクマル(オス、30才)とシュリー(メス、26才)の寝室のおが粉を全て取り替えました！


まずは、寝室の古いおが粉を取り除き、寝室を掃除してから新しいおが粉を入れます。

広い寝室に大量のおが粉を入れるため、２tトラックで運びます。


１つの部屋に入れるおが粉は、なんと２ｔトラック２台分！！
おが粉が発酵して湯気が立ち上る中、飼育担当者は部屋全体におが粉を敷きつめていきます。


ふかふかの新しいおが粉が敷かれた寝室。
さて、２頭は喜んでくれるでしょうか？！


おが粉を入れた寝室の隣の部屋に入ってきたラスクマルは、

新しいおが粉に興味を示し、２つの部屋を仕切っている柵の開口部から早速鼻を出して...


鼻で取って食べていました！
ゾウたちにとって新しいおが粉は寝床になるだけではなく、食べ物にもなるようです！



鼻が届く範囲だけきれいに取られていました！



その後は体にもかけていました！


一方、シュリーは...


おが粉を食べることはなく、体にかけていました。


その夜、

ラスクマルも





シュリーもふかふかのおが粉の上でよく眠っていました。


寝て良し！食べて良し！かけて良し！のおが粉。
２頭はそれぞれの方法で新しいおが粉を利用していました！




インドゾウ班ブログ担当

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