更新日:2021.08.20夏休み宿題教室「動物のヒミツ発見!」を実施しました‼
夏休み宿題教室「動物のヒミツ発見!」を実施しました‼
こんにちは、教育普及担当のMです。
8月11・12日に小学4~6年生向けのイベント、夏休み宿題教室「動物のヒミツ発見!」を実施したので、そのご報告をします。
小学1~3年生より少し発展して、自分で考えながら学んでもらうこと、動物を観察することを目的としました。
まずは、2つのグループに分かれて観察に行きます。
観察では職員が観察の視点をアドバイスしながら、じっくり25分間かけて1グループ4種類ずつ動物を観察しました。
1グループは、ドール・チベットモンキー・テングザル・セスジキノボリカンガルーを観察し、もう1グループは、オオアリクイ・ウーリーモンキー・ヤブイヌ・メガネグマを観察しました。
日によって動物の行動が異なるので、どんな行動が見られるかは動物次第!
午前中なので、エサを食べたりする様子が見られるかなーと少し期待していましたが...
すでに寝ている動物もいれば、予想以上の行動を見せてくれた動物もいました。
その後、観察できた動物の特徴を大きな紙に書き出してもらいました。
あまり動いていなかった動物でも、みんなどんどん書き出してくれました。
鳴き声を聞けた動物もいたね!
それを踏まえて、観察した動物のすんでいる場所や食べ物を学んで、野生での体の使い方も写真でご紹介しました。
さあ、ここからが本題。
今回観察してもらった動物の中から、絶滅危惧の程度が高い種を各グループ1種類ずつ選んで、なぜ数が減っているのかを知ってもらったうえで、どうすればその動物を守ることにつなげていけるかを考えてもらいました。
1日目はSDGsに関連付けて動物を減らさないための対策を考えてもらいました。
これがまあ難しい。
しかし、みんなしっかり考えて書いてくれました!
大人が考えつかないようなことも、ちらほら。確かに、そういう考え方もあるなぁ。
でもさすがに難しすぎたので、2日目は個体数減少の理由を知ってもらって、それを止めるにはどうしよう?という問いにしてみました。
でもまだちょっと難しいでしょうか...?
グループによって少し差はみられますが、たくさん書き込んでくれていますね。
最後に、みんなが出してくれた考えがSDGsのどれにつながるかを少しお話しました。
そしてもう一度、動物たちを観察しに行きました。
1回目とは観察する場所を交代して、もう一つのグループが言っていたことを思い出しながら、動物を観察しました。
最後にアンケートを記入してもらい、正門で解散!
内容を難しくしすぎたかな~...と少し後悔ぎみでしたが、アンケートでは「むずかしかった」という回答もあったものの、「かんたんだった」という回答や、「動物は奥が深いからむずかしい」という感想をもってくれた子もいました。
今回の体験で、動物について興味が深まり、新たな発見ができるようになるといいなーと思います。
私たちも今回の子どもたちの反応や感想を今後の糧にしていきたいと思います!
8月も半分を過ぎましたが、みなさまも有意義な夏をお過ごしくださいませ。
ではでは。