～　中秋の名月　～

やっと秋らしくなってきましたね。
この時期の花をご紹介します。

まずは、あま～い香りをふりまいているキンモクセイ。

香りだけで咲きだしたのがわかりますよね。


次に、お彼岸の頃に咲きだすヒガンバナ。

別名、曼殊沙華（マンジュシャゲ）。園内の自然体験林で咲いていました。
　

シロバナマンジュシャゲという改良品種も咲いていました。

園内バスルートの、ぱかぱかのりば付近で咲いていますが、園路からは見えにくいかも・・・。


そして、今日は「中秋の名月」ということで、秋の七草の一つ　ススキ。


ススキの穂の部分を拡大すると、

ぶら下がっているのが花です。花びらはなく、先におしべ（花粉）、次にめしべが出てきます。
そして、受粉すると実ができます。


ふわふわした綿毛状になっているのが実です。

蛇足ですが、この時期ススキの根元を探してみると、「ナンバンギセル」という寄生植物の花が咲いていることがあります。ズーラシアではまだ見つけてないのですが、ススキを見かけたら根元ものぞいてみてください。


さて、今夜はお月見できますかね？

みなさんも小さい秋を見つけてみてください。


鈴木

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