更新日:2021.08.04こちらの思った通りに・・・(*^^)v
こちらの思った通りに・・・(*^^)v
少し前に、高齢のアニルの事を考慮し、展示場のキャットウォークの改修工事を行ったとお知らせしたと思います。(その時のブログはこちら)
あのブログを書いた時は、まだ利用している様子を確認できていなかったのですが、ようやく確認できたので、その様子をご紹介しましょう('◇')ゞ
これは、フランソワルトン展示場よりのキャットウォークで休んでいる様子です。
別角度から見ると、こんな感じです。(アニルは向きを変えていましたけど・・・) ↓
そして、矢印のキャットウォークが、新たに取り付けたものです。
これまでも、ここまでは何度か見る事ができていて、他の作業を終えて確認すると、すでに定位置に移動している日が続いていたのです・・・((+_+))
そしてついに!! アニルが動き始めました(*^^)v
アニルが乗っているキャットウォークが、先ほど矢印で示したキャットウォークで、この写真の矢印はそれまでアニルが休んでいたキャットウォークです。
一段下の、新設キャットウォークに下りて来て、移動を開始したんですね('◇')ゞ
段になっている、3か所のキャットウォークを一段一段と、登っていくアニル!
これらのキャットウォークを増設するまでは、止まり木を経由して定位置に移動していたため、懸垂をするかのような、垂直方向への移動を行わないとならなかったのです・・・((+_+))
その頃の移動の様子が、こちらです・・・
けっこう、大変そうではないですか?
このように、動物の潜在能力が発揮できる場面を作ることも大切でしょう!
しかし、アニルは年齢と運動能力を考慮すると、もっと楽に移動してもらいたい。落下する危険もあるし・・・(+o+)
そんな考えから、増設・移設に踏み切って、本当に良かったと自負しています(*^^)v
今日は、「世界ウンピョウの日」です。
国内の飼育頭数は、わずか4頭。そのうちの3頭が、ズーラシアで飼育されています。
高齢化も進んでおり、最高齢のアニル(19歳)と、もうすぐ18歳になるリュウ。この「リュウ」という個体はズーラシアで生まれ、現在は高知の動物園で飼育されています。
現在飼育しているウンピョウの生活環境を色々と考え、彼らにとって過ごしやすい環境を整えることも、飼育担当者の使命だと思っています。
飼育展示係
石和田 研二