更新日:2022.11.09フンボルトペンギンを育てる その2
更新日:2022.11.09
フンボルトペンギンを育てる その2
こんにちは。
前回のブログ(フンボルトペンギンを育てる その1)が皆様から好評だったので、張り切って「その2」を書きました(笑)。
応援ありがとうございます。
今回は、2羽の雛が無事に産まれた際のお話です。
1羽目が孵化してから、2日後の巣箱の中の様子です。
写真の右手前にきれいにパカッと割れた卵の殻がありますね。
1羽目の卵の殻は、親鳥に踏まれたりして細かく割れているので、これは2羽目の殻だとわかりますね。
さて、孵化したばかりの雛はどこにいるのでしょうか...。
いました~!
左側の親鳥(母鳥)の腹の下にフワフワの綿羽が見えます。
お尻をむけている状態で、右側に小さなフリッパーも確認できました。
あぁ、なんて小さいの。
成鳥の固くて立派なフリッパーにバシバシ叩かれてアザが絶えない私は、このかわいいフリッパーにときめいてしまいました...。
2羽目の雛は、3日齢で135gでした。
額の部分の羽が白っぽいのが特徴です。
これで1羽目も2羽目も兄弟(姉妹?)見分けがつきやすいな~なんて思いました。
余談ですが、巣箱の中には卵角膜が落ちていました。
ゆで卵の皮をむくときに邪魔になるやつです(笑)。
ペンギンの卵殻膜はニワトリより厚みがあって、しっかりしています。
ここに孵化した際の血液が残っていると雌雄判別ができるのですが、乾いてしまっていたので、オスメスどちらか調べるのはもう少し成長してから、採血で行うことになります。
つづく。
五十嵐