更新日:2022.07.15~ 百日紅 ~
更新日:2022.07.15
~ 百日紅 ~
百日紅と書いて、ひゃくじつこう、または、サルスベリと読みます。
木に咲く花の期間は2~3週間前後のものが多いのですが、100日くらい長く赤い花が咲いているので、この字が当てられました。
サルスベリはこんな花です。7月ごろから咲き始めます。
赤い小さな花が集まって咲いています。
白やピンクの花が咲くものもあります。
百日紅は読んで字のごとくですが、ではなぜ、サルスベリという名前なのでしょうか?
サルスベリに漢字をあてると、「猿滑り」となります。
「猿も木から落ちる」ということわざもありますが、サルが滑るとはどういうことでしょうか?
実は木の幹を見ると分かります。
どうでしょう? もっと近づいてみると、
なるほど、とてもツルツルしていて、木登りが得意なサルでも滑ってしまいそうな幹をしていますね。
なぜこんなにツルツルになるかというと、成長とともに樹皮がはがれ落ちていくからなのです。
こんな感じで、樹皮がはがれていき、ツルツルした幹になっていきます。
花だけでなく、幹も観察してみてください。
では本当にサルは滑ってしまうのでしょうか?
サルたちは、私のダジャレと違って、滑ることなく、サルスベリでも上手に木登りできるのでした!
(ニホンザルの写真はイメージです。登っているのはサルスベリの木ではありません。)
鈴木