更新日:2022.08.05夏の必須アイテムの使い方
更新日:2022.08.05
夏の必須アイテムの使い方
毎日暑いですね。
セスジキノボリカンガルー担当の坂上です。
セスジキノボリカンガルーは飼育下での適温が「18℃~27℃」、最も快適な温度は「15℃~21℃」とされています。
確かにタニやモアラを見ていると春や秋の「15℃~24℃」くらいがとても動きが活発です。
ですので最近の30℃越えの気温ではキノボリカンガルーたちにとっては呼吸が荒くなり、動きが鈍くなるほどの温度です。(健康管理のため、日中展示場と寝室を行き来自由にしています。)
ここ数年は9:30にすでに30℃になっており、セスジキノボリカンガルーたちの体温を少しでも下げるアイテムを展示場にセットしないと展示場に出せません。
さぁ、その必須アイテムとは・・・
大きな保冷剤です☆凍傷にならないように麻袋に包んで使用しています。
これをセスジキノボリカンガルーたちが日中過ごす場所に置きます。
展示場ではタニもモアラも暑いので、
保冷剤の上に乗って体を冷やしています。
おそらくこの姿は皆さま、展示場で見たことがあるのではないでしょうか?
寝室ではエアコンと保冷剤を併用しているのですが、
モアラは・・・
片足乗せスタイル。笑
違う角度から見てみましょう。
もはや足を冷やしているというか、置いているだけ・・・。
ではタニはどうでしょうか?
あら、大胆!上半身を乗せて冷やしていました。
写真では担当者を気にして少し体をあげていますが、その前は上半身をべたっと保冷剤につけて休んでいました。
でもこんな時も
もはやこれも手を置いているだけのような・・・
でもちゃんと両足裏を冷やしながら木の葉を食べる時もありますよ(モアラ)!
どんな使い方でも、タニとモアラが快適にこの夏を過ごしてもらえれば担当者は嬉しいです☆
セスジキノボリカンガルー担当 坂上