更新日:2022.10.03ジャンブイの味覚(?)センサー
ジャンブイの味覚(?)センサー
展示場にでているのは毎日ゴーゴばかり....
と、お部屋生活のジャンブイへ心配の声をお寄せいただくこともありますが、急な体調の変化も心配なお年頃になってきているので、夏は涼しいお部屋で過ごしていました。
といっても、毎日安定のジャンブイペース♪
毎朝飼育担当の入舎とともにのんびり起床し、
朝ごはんを食べて、
のんびりプールタイム♪
のんびりお昼寝zzz
でも、ごはんの準備を察すると、体を揺すって待っています♪
そんなジャンブイの最近の変化といえば...
「食」
若いころは食欲のままに、差し出すごはんは何でもガツガツ食べていましたが、最近は好みがはっきりしてきました。
用意したものを差し出すと、「くんくん」
お気に召さないと、プイっとそっぽを向きます...。
ジャンブイの鼻センサーを通過して、
口に運ばれても、
食べずに、ぽとっと口から落とすことも...。
同じ品目でも、食べたり食べなかったり...、匂いなのか、味なのか、食感なのか...日によっても変わります。
視線を合わせないジャンブイの意思表示...
これに応えるべく、馬肉は筋の少ない赤身の部分で、蒸しいもは「ホクホク系」ではなくて「ねっとり系」で、アジは...
と、どんどん注文が細かくなりますが、そんなジャンブイの好みに快く応えてくれるのが、飼料担当。
ジャンブイの「食」がもっと変化した時のために、今からジャンブイが好みそうなものを仕入れる準備も進めています。
ツヨシの時もそうでしたが、ズーラシアの動物たちは、飼育担当のみならず、さまざまな形で動物に関わるたくさんのスタッフに支えられて今日も元気に生活しています♪
過ごしやすい季節になって、ジャンブイがまた展示場に出ることができるかはわかりませんが、ジャンブイのペースに合わせた毎日を過ごしてもらいたいと思っています。
担当:いとう さくら