更新日:2023.01.23~ 自然体験林 1月編 ~
更新日:2023.01.23
~ 自然体験林 1月編 ~
冬になると活動する生き物も少なくなりますね。
1月の自然体験林の紹介です。
※現在、自然体験林は施設整備のため通行止めとなっています。
オニドコロの種
以前、ブログで紹介したことのあるハート型の葉をした植物です。
鞘の中の種はもうなくなっていました。
(その時のブログはこちら:~ ♡ハート♡ ~)
ヤツデの実
先月は花でしたが、実ができ始めていました。
この後成長して、春に熟して黒っぽくなります。
トクサ
拡大してみると
表面がザラザラしています。
ヤスリとして使われることもあるそうです。
(爪の表面などをこすると簡単に削れますよ)
ハラビロカマキリの卵
正確に言うと、この中に卵がいっぱい入っています。
その周りは泡状で空気が含まれているので、寒さから守られています。
(あっ!木の幹と見分けがつかなかったので、「擬態☆見つけたい!」のネタにすればよかった・・・)
ミノムシ
東屋の屋根の下にありました。
ミノガの仲間は枯葉や枝を糸で絡めて、蓑(みの)を作ります。
内側は糸を厚く編んでいるので、寒さから守られます。
中は終齢幼虫で、春になるとサナギになります。
自然体験林の中には、わざと倒木を置いてあります。
昆虫をはじめ、いろいろな生き物が越冬中だと思われます。
冬場は動きが少ないですが、逆にじっくり観察できるチャンスでもあります。
いろいろな場所を探してみてください。
※越冬中の生き物は環境が変わると、寒さで死んでしまう場合があります。
見つけたら触らずに、そーっと観察しましょう!
鈴木