～　みんなつながっている！　オタマジャクシ編　～

宇宙が誕生して138億年。
数多の銀河の中の一つ、天の川銀河。その片隅の太陽系第三惑星・地球。
地球が誕生して46億年がたち、私たちが暮らす地球は生命にあふれています！

と、スケールが大きすぎる話になってしまいましたが、地球の環境や生き物たちはこの間に様々な進化をとげ、複雑な関係を築いています。

そんな関係の一端を、身近な生き物を通して見ていきたいと思います。

初回はオタマジャクシ。
現在、園内の池などにヤマアカガエルやヒキガエルのオタマジャクシがいます。


たくさんいますが、おとなになれるのはほんのわずかです。

そのほとんどが他の生き物のエサになってしまうのです。


オタマジャクシが大好物のヘビがいます。
ヒバカリです。

目の後ろの黄色い斑点が特徴的なヘビです。


カエルになってもヘビにねらわれます。
蛇ににらまれた蛙、何てことわざもありますね。
ヤマカガシという毒蛇がいます。


牙には毒がありますが、首にも毒があります。
首にある頸腺（けいせん）の毒は実はヒキガエルの毒を取り込んだものなのです。


生き物が生きていくためには、他種とのいろいろな関係があるのです。
生き物や環境など、いろいろなつながりを考えてみてください。

鈴木

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