更新日:2023.05.28☆ご報告☆みなさまの思いやりを届けました
☆ご報告☆みなさまの思いやりを届けました
ご報告が大変遅くなりましたが、2月21日の国際ホッキョクグマの日に合わせて開催したイベントには多くのみなさまのご参加、ありがとうございました。
ホッキョクグマは、地球温暖化や環境汚染の影響を受け2100年までにはほぼ絶滅するとの報告もあり、深刻な状況に直面しています。そんなホッキョクグマの現状やわたしたち人とのつながり、そして自分たちにできることもある、ということを知っていただくため、ズーラシアではパネル展示やガイド・クイズ大会を実施しました。
その中のひとつ、雑貨販売は売り上げの一部をホッキョクグマの研究や保全を進めているPolar Bears Internationalへ寄付できるという企画でした。趣旨に賛同いただいたデザイナーの本田公夫さん、TUKIさんに作品を提供いただき販売したホッキョクグマグッズは、私たちの予想を超える多くの方の元へと渡っていきました。
寄付の使用途はPolar Bears Internationalが取り組む3つのプロジェクト(個体群調査/母グマの巣穴調査/クマとの事故防止対策)の中から選択いただき、購入金額のシールを希望する寄付先に貼っていただきましたが、みなさんプロジェクトそれぞれの解説に耳を傾けつつ、どこにシールを貼ろうか...真剣に悩まれている様子でした。
みなさまからの温かいお気持ちの詰まった寄付金は、同様のイベントを開催した天王寺動物園、Gallery cafe *Kirin*での寄付金と合わせ、協力いただいた保全団体のshoeZを通してPolar Bears Internationalへ総額390,420円を送ることができ、お礼のメッセージが届きました。
追加企画した開催日は生憎のお天気でしたが、この日にもイベントを目的に多くの方に足を運んでいただき、今回の企画に賛同し参加いただいた多くの方々に改めて心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
ズーラシアにはホッキョクグマ同様に危機的状況に追い込まれている種も多くいます。ゴーゴやイッちゃんをはじめ、ズーラシアの動物たちの姿を通して野生へも関心を広げていただけるような場でありたいと思っています。そして、今回のように、みなさんが直接野生ともつながることが出来るような機会を今後も模索し、企画していきます。
5月は世界キノボリカンガルーの日(5/21)、ドールの日(5/28)、カワウソの日(5/31)に合わせ、イベントも盛りだくさんで開催中です。
(イベントの詳細はこちら:世界キノボリカンガルーの日、世界カワウソの日イベントを開催します!)
まずは、動物たちに会いに足を運んでいただき、興味を持っていただけたら嬉しいです。
ホッキョクグマ担当:いとう さくら
【6月30日まで】オットセイの動物福祉向上を目指して、クラウドファンディングに挑戦中!