更新日:2024.02.19チンパンジーの15年 その壱 ~来園編~
更新日:2024.02.19
チンパンジーの15年 その壱 ~来園編~
ーーーズーラシアにチンパンジーがやって来て、もうすぐ15年。ーーー
そんなズーラシアのチンパンジーの歴史を振り返っていこうと思います。
2009年3月、熊本の施設から7頭のチンパンジーが来園しました。
カズヤ(オス 当時21才)
まだまだ不安定な新しい群れをまとめようと頑張る、大きな体のリーダー。
ケンジ(オス 当時23才)
人間に友好的。基本、穏やかな性格だが、時々空気の読めない行動をしてカズヤに怒られる。
サチコ(メス 当時推定32才)
おっとりした性格。群れでの順位は低いが、最年長ということで皆に一目置かれている。
タマエ(メス 当時推定30才)
メスのリーダー。当初はカズヤとぶつかっていたが、群れが落ち着いてからはカズヤの良き協力者に。サチコと仲が良い。
インコ(メス 当時20才)
マイペース。人間のことが気になるが、そんなそぶりを見せないようにしている。タマエに師事していて、ヨシズをライバル視している。
ヨシズ(メス 当時18才)
整った顔立ちのチンパンジー。チンパンジーの中では常識派。インコとは小競り合いを繰り返す。モノを投げるコントロールが素晴らしい!
アラレ(メス 当時18才)
群れで暮らすことが苦手。挨拶の声が大きすぎて他のチンパンジーにひかれたり、隅でうずくまり自分の世界に入りがち。サチコを慕っている。
こんな7頭の「チンパンジーの森」での生活が始まりました。
(飼育展示係:おぐら)