更新日:2024.05.30馬に乗るのは右から!?
馬に乗るのは右から!?
今回は、馬に乗る時のお話。
ぱかぱか広場では、このように乗ってもらっています。
台を使って馬の右側から乗ってもらっています。
「あ、そう」と言われてしまいそうですが、実はこの右側ということに違和感を感じる人もいるのです。それは、普段から馬に乗っている人!
馬の世界では「馬の左側から乗る」というのが常識なのです。そんなのどっちでもいいじゃないかと思うかもしれませんが、恐らく乗馬クラブに行って反対側から乗ろうとしたら止められるでしょう。馬が左側の方が慣れているとか、多くの人が左側から乗った方が乗りやすいからとか諸説ありますが、個人的にはどちらでもいいような気がします。
では、なぜ反対側から乗っているかって?
写真の撮りやすさ、馬場の形、馬のトレーニングなど色々考えた結果、ズーラシアでは馬の右側から乗ってもらっています。
ちなみに、江戸時代までの日本では馬の右側から乗っていたそうで、海外から来た人たちに笑われたとか。海外の乗馬技術が日本に伝わるようになって、日本でも左側から乗るようになったそうです。
そんなことを言っている私も台を使わない時は、馬の左側から乗った方が乗りやすいです・・・。
鎧(あぶみ)と呼ばれる金属に足をかけて、
ヒョイっと。
乗れた!!(当たり前か・・・)
慣れていない人や運動不足の人にはこれが少し大変。無理やり力ずくで乗ると馬に負担がかかってしまうので注意!大きな馬に乗る時は補助の人に足を支えてもらって乗る方法もありますが、ぱかぱか広場では台を使ってもらっています。
右側からも乗れますが、なんだかギコチナイ。
ついでに馬から下りる時の話も少し。
馬に乗っている時には、先程紹介した鎧に両足を入れています。ぱかぱか広場では下りる時には、鎧から両足を外して下りてもらっています。
なぜ、外すかって?
下りている途中でバランスを崩したり、馬が動き出したりしてしまうと頭から落ちてしまうこともあります。足が鎧から抜けなくて馬に引きずられてしまったという事故もあるんだとか。
足を途中までかけて下りる方法もありますが、こちらも馬に乗り慣れてからにしましょう。
これからもぱかぱか広場では皆様が安全に乗れるように、少しずつたくさん工夫していきます!
梅雨前なのに30℃を超える日があって、今年の夏も暑くなりそうですね。馬も人も頑張らなくては・・・。
ぱかぱか広場 北川健史