更新日:2024.09.15🐧夏休み宿題教室「動物のヒミツ発見!」を実施しました🐧
🐧夏休み宿題教室「動物のヒミツ発見!」を実施しました🐧
7月21日、22日に行った「ズーラシア・アドベンチャー(小学1~3年生対象)」に引き続き、8月4日、5日は「動物のヒミツ発見!(小学4~6年生対象)」を行いました!
今回のテーマは「動物の色や模様」について!
動物の色や模様について、どうしてこんな色?どうしてこんな模様?と理由を考えて 動物を観察する(スケッチ)、といった内容です。
色や模様について、そういえば考えたことなかった!という方もいらっしゃると思いますので、当日の写真と一緒に読んでもらえたらと思います☀
まずは、キジからスタート🐓
キジ類は、「オスが派手な色、メスが落ち着いた色」というのはみなさまご存知かと思います。オスはメスへのアピール、メスは自分の体を守る保護色になるよう落ち着いた色をしています。
子どもたちはベトナムキジをはじめ、好きなキジのくちばしの色や羽一枚一枚まで、熱心にスケッチしてくれました◎
お次は、アムールヒョウ🐆
頭やおしりの辺り、尻尾で模様の大きさや柄が変わっていることなど、じっくり観察...🔍そして、ひとつの斑点に注目してスケッチを行いました。
茂みに隠れて、獲物に忍び寄りやすいヒョウ柄。ヒョウがどれだけうまく隠れられるのか、「どこにいるでしょうクイズ」を行いましたがすぐには見つからず、よく見てみると見つかったようでした。それだけうまくカモフラージュできる柄なんだと、わかっていただけたのではないでしょうか💭✨
次は、オシドリ。
子どもたちは、ウォークインバードケージ内にいる様々な鳥たちに興味津々でした。オシドリのオスとメスの違いはもちろん、特にオスの繁殖期と繁殖期以外の色の変化について勉強しました。聞きなれない言葉もあったかもしれませんが、集中してオシドリの観察をしてくれている姿が印象に残っています◎
その後は、フンボルトペンギンを観察🐧
ペンギンの特徴や換羽についてお話をしながら、色や模様について観察を行いました。子どもたちは、細かいところまで観察するコツを掴んでくれたのか「目の周りがピンク色!」「おなかは真っ白だけじゃなくて、少し模様がある!」など、観察して気がついたことを発言してくれるようになりました😿💦
展示場付近で、フンボルトペンギンの模様の特徴をわかってもらうために、ペンギンに見立てた模型を入れたビンを用意しました。上から見た時・下から見た時と、海にいるペンギンの見え方の違いについて勉強しました。
最後はトウホクノウサギを観察しました🐇
トウホクノウサギは、日本の四季に合わせたカモフラージュになるように毛の色が変化します。冬の真っ白なノウサギが雪のなかにいる姿は、ズーラシアではなかなか見れません...。しかしなぜ真っ白に変化するのか、用意した写真を見せると、私が説明する前にもう子どもたちはわかるようになっていました💡✨
2日間とも非常に暑い日でしたが、私の説明を聞いて熱心にスケッチをしてくれたり、メモを取る姿に心が温まりました☀
次動物園に行くときは、今回の宿題教室のことをぜひ思い出してくださいね✨好きな動物も、いままで知らなかった動物も!さまざまな動物に興味を持ってじっくり観察してもらえると嬉しいです◎
教育普及担当