更新日:2023.09.17キカラスウリが実を結んでいます
更新日:2023.09.17
キカラスウリが実を結んでいます
こども植物園の管理事務所前からみどりの相談所へ向かう生垣に、
キカラスウリがツルを伸ばしています。
見ると、いくつか卵円形の実がもうついています。
キカラスウリはウリ科つる性の多年草で、カラスウリと同様、雌雄異株です。
カラスウリとの違いは、葉の表面に粗い毛が密生するカラスウリに対し、
若い葉は上面にも短い毛がありますがその後、無毛となり表面には光沢があることや
実は熟すと赤くなるカラスウリに対して、
キカラスウリは、やや大きく黄色くなることで見分けられます。
花は日没後に開花し、翌日の朝までしか咲いていない一日花です。
カラスウリは明け方早いうちにしぼんでしまいますが、
キカラスウリは日の出後にしばらく咲いていることもあり、花を見るチャンスが多いのはこちらでしょう。
雌雄異株のキカラスウリ、雌花は蕾の段階ですでに子房をもっているので、
その株が実をつける雌株だと判別できます。
暑い日が続いていますが、園内では少しずつ
秋のおとづれを感じられるようになりました。
植物園で秋の気配を見つけてみませんか?
皆様のご来園をお待ちしております。