更新日:2024.11.17ボランティアDAY &「ナチュラルガーデン講座」秋編
ボランティアDAY &「ナチュラルガーデン講座」秋編
11月17日のボランティアDAYでは、ガーデナーの井本沙織氏と金田弥生氏を講師に迎えて、管理センター前の暑い夏をを越したナチュラルガーデンの植物の様子を観察し、トリミングや移植、補植など、手入れの仕方について教えていただきました。
まずは株ごとに成長の具合を評価、考察して、今後の対応を検討しました。
アメジストセージが大きく成長し、前方に植えたアンゲロニアやノコンギクなどを覆い隠してしまい、前方の背丈に低い植物は目立たなくなってしまっただけでなく、生育に支障がでているものもあるため、アメジストセージの一部を根元から刈り取りました。
また、アメジストセージにすっかり隠れてしまってい、元気がなかったペニセタムリトルバーニーは、掘り上げて日当たりの良い場所に移植しました。
ブルーサルビアやネペタジョニーウォーカーの繁茂し過ぎている周囲とバランスが良くなるようにトリミングしました。
手を入れる前に比べて、アンゲロニアやノコンギク、スーパーアリッサムの花々や風に揺れるグラス類の葉や穂が格段に引き立つようになりました。
ローズマリーの花壇では、その前方に植えていた植物全体の生育が良くなかった一因としてローズマリーが大きくなったことにより日当たりが悪くなってしまったことがありそうなので、これを半分の高さに剪定しました。
そして、ここの環境と相性が良さそうなタイムや桃花アキバギクなどを新たに植えました。
ほかにもこれから春まで彩りとなる一年草のビオラ、ストックも入れました。
また今回は、購入した苗だけでなく園内の雑草を園芸種のグラスの代用にできるのではないかということで、掘ってきてこの花壇に植えてみました。今後が楽しみです。
植物の高さや配置、バランスの見方などをわかりやすくお話していただき、剪定や移植のやり方も丁寧に教えていただき、とても有意義な講座となりました。
ご参加いただいたみなさまにも、ナチュラルガーデンの手入れの仕方と秋からの管理について理解を深めていただけたのではないでしょうか。
次回のボランティアDAYは
12月7日(土)10:00~11:30
詳細はhttps://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/uminokouen/details/127.php
みなさまの参加をお待ちしております。