「ブログ de トラベル」野生のオーストラリアの動物に会いに！(ハリモグラ編)

次の目的地に向かって移動中、車窓から見える草原に黒い塊を発見。

一見、石のようにも見えるこの黒い塊は...

ハリモグラです。

道のすぐそばにいました。

　

ハリモグラは単孔類。

単孔類は哺乳類のなかでは古くに進化の枝分かれがあり、現存するのはカモノハシ科とハリモグラ科のみです。

多くの特徴がありますが、有名なのは哺乳類ですが卵を産むことでしょうか。

顔を上げてくれました。

　

ハリモグラの主食はアリです。

アリクイとは全く別の動物ですが、同じように長い舌を持っています。

そしてハリモグラの体を覆うのは硬いトゲ。

ヤマアラシとも全く別の動物ですが、同じように硬いトゲを持っています。

(この写真は施設にいたハリモグラ)

観察していて「収斂進化」を感じました。

収斂進化とは、全然違う動物が、似たような環境で進化した結果同じような特徴や姿になることです。

その後も大きな道のすぐ横で歩いているハリモグラを何回か見かけました。

タスマニアに行って、道路沿いに黒い塊があった時には要チェックです。

　

かみて

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