更新日:2022.04.14【思い出の金沢動物園20】実は実習に来てたんです
【思い出の金沢動物園20】実は実習に来てたんです
今から4年ほど前、専門学校1年生の3月に、飼育実習の下見で初めて金沢動物園を訪れました。恥ずかしながら、それまで金沢動物園の存在すら知りませんでした(笑)。
この日に金沢動物園に来たからこそ、今、職員として働いていると言っても過言ではありません。
自然に囲まれた落ち着いた雰囲気と、そこでのんびりと暮らす草食獣たちがとても魅力的で、今まで来なかったことを後悔しました!
どんな人達が働いているのかも気になっていたので、その日たまたまインドサイのガイドをしていた職員にいろいろなお話を聞きました。インドサイ飼育での苦労や試行錯誤の連続(詳しくは2月3日更新の、【思い出の金沢動物園10】タタミで暮らしたインドサイ をご覧ください!)、飼育環境を改善できた時の喜びなど、飼育員という仕事の楽しさも大変さをとても丁寧に教えていただきました。気さくで優しく、動物飼育の仕事に誇りを持っている職員の方がたくさんいる金沢動物園で、一緒に仕事をしてみたい!そう思い努力を重ね、無事飼育実習に参加できました!
(飼育実習の下見で訪れた際に観察したインドサイ)
飼育実習に参加したことで、園のあたたかい雰囲気や動物飼育に対する熱意がより伝わり、一層職員として働きたいという想いが強くなりました。ゾウのトレーニングの見学など実習での思い出はたくさんありますが、語ると長くなってしまうのでここでは割愛します(笑)。
(実習で見学したインドゾウのトレーニング)
実習が終わった後は、「金沢動物園をはじめ横浜市内の動物園(野毛山動物園、よこはま動物園ズーラシア)を管理運営している公益財団法人横浜市緑の協会の採用試験に合格するんだ」というモチベーションで、学校の授業や実習に必死で取り組みました。
アルバイトをして生活費を稼ぎながら試験勉強などをしていたので、正直かなりきつかったです(笑)。でも努力の甲斐あって嘱託職員に合格した時は、しんどかったけど頑張ってきて良かったと心から思いました。
(受験勉強で使用した教材の一部)
3月末までオオカンガルーの担当として、毎日楽しく働いていました!日々学びの連続で、やりがいを感じています。
4月からは担当動物が変わりましたが、もし実習に興味のある方、どんな勉強をしていたのかが気になる方は、お気軽にお声がけください!
(飼育展示係 橋迫)