更新日:2021.08.29森のキノコ
更新日:2021.08.29
森のキノコ
8月も下旬になりますが、まだ暑い日が続いていますののはな館周辺を散策していると足元にキノコが生えていることに気が付きました。
キノコの姿を見ると、秋の気配を感じます。他のキノコも周辺に生えているかもしれないと探してみました。
しだの谷です。朽ちた木の周りにいろいろと生えていました。
最近キノコのはたらきについてビデオを見ました。
・・・森の木には耐久性があり、厳しい天候にも耐えることができます。木が倒れた後も丈夫なままなら、幹や枝や葉が森にどんどん積もることでしょう。でもそんなことにはなりません。どうしてでしょう?
倒れた木や落ち葉をエサにできる動物は多くありません。でもキノコは違います。
木の養分を吸い取りながら、木を柔らかくします。シロアリなどの昆虫が木に穴を開けると、キノコの胞子が内側に入ります。
木は柔らかくなり、ほかの虫が食べやすくなります。ミミズがもぐりこむと、土の通気性が良くなり、排せつ物に含まれる養分が植物の栄養になります。
小さな虫やキノコは自然界の縁の下の力持ちです。これらのものが分解する木や落ち葉の栄養分が森の新しい生命を支えています・・・etc
小さなキノコのはたらきは、なんてサステナブル(持続可能な社会)ですばらしいのでしょう!...とキノコを見て感じました。
ののはな実