晩秋（初冬？）の身近な生きもの館　その②

急激に寒くなって初冬どころか真冬へと突入したような今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

身近な生きもの館の近況をお伝えするシリーズその②でございます。



以前にもご紹介したミヤマクワガタの幼虫ですが、どんどん大きくなっています。卵から孵った直後1㎜程度の大きさだったのが・・・




大きな個体は伸ばすと3㎝を越すような勢いです。餌のマット(広葉樹を粉末状にして発酵させた幼虫の餌)は初めて使うものなのですが、ミヤマクワガタの幼虫に合っているようです。




ヘイケボタルの幼虫もずいぶん大きくなりましたよ。写真のように何度か脱皮を繰り返し（脱皮したては全身白いんですね。私も初めて見ました）・・・




大きい幼虫は15㎜位あります。寒くなってきたので少しずつ食欲がなくなってきました。これから冬眠をさせて、来年初夏に蛹（さなぎ）になるための上陸場を作ってあげようと思います。成虫の展示ができるかな？

（飼育展示係　桐生）

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