更新日:2018.02.12生きもの館、みんな冬眠中。 ~幼虫編~
更新日:2018.02.12
生きもの館、みんな冬眠中。 ~幼虫編~
先日、すっかり葉を落としたモミジの木の枝に、緑色の綺麗な繭がぶら下がっていました。ウスタビガの繭です。よく見ると下の方に穴が開いており、きっと羽化したガは出て行ったのだろうなと。成虫のガを見たかったなと思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日来、このブログで冬眠中の生きもの館の虫たちをご紹介していますが、今回は幼虫で冬眠している虫たちをご紹介します。
おなじみのカブトムシの幼虫たち。餌用昆虫マットの深いところでじっとしています。写真撮影のためにちょっと出てもらいました。丸々と太っており、今年の夏には大きな成虫となって地上に出てきてくれることでしょう。
ギンヤンマの幼虫も水中でじっとしています。じっとしすぎてよく見ると体に藻が生えています。
そして先日から展示を始めたヘイケボタルの幼虫たち。10匹ほどいるはずですが、みんな固まって団子状になっています。もちろん餌も食べません。暖かくなったらまた巻貝を山ほど食べるようになるでしょう。うまくいけば成虫の展示もできるかな。
(飼育展示係 桐生)