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生きもの館、みんな冬眠中。~卵編②~の写真

更新日:2018.01.26生きもの館、みんな冬眠中。~卵編②~

更新日:2018.01.26

生きもの館、みんな冬眠中。~卵編②~

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最近金沢動物園で一番人気のカピパラでございます。いつも望遠レンズを装着したカメラを持った来園者の方々が、ポーズ待ちをしている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。



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ちなみにカピパラの真正面には海と港が広がり、この時期の閉園間際には夕焼けがとてもきれいです。閉園後暗くなってからの夜景もきれいで、私は夜にここを通り過ぎる時、つい見とれてしまいます。金沢動物園飼育係の特権でございます。



2018ブログちっちゃな0115③ナナフシモドキ卵.jpg
さて、きれいな景色からの不思議な粒ですが、こちらはナナフシモドキの卵です。梅干しの様にしわしわでいびつな形をしています。秋まで展示していたナナフシモドキが産んだ卵ですが、ナナフシの仲間のほとんどがメスのみで単為生殖を行い、基本的に卵を産み落としてそのままです。



2018ブログちっちゃな0115④トビナナフシ卵.jpg
こちらも展示していたトビナナフシの卵。マスクメロンの様な模様が入っています。



2018ブログちっちゃな0115⑤トゲナナフシ卵.jpg
最後にトゲナナフシの卵。一番滑らかで模様の少ない卵です。カマキリ同様、ナナフシの仲間も卵で冬を越します。春になれば土に落ちた種が発芽するがごとく、幼虫たちがうねうねと孵化してくることでしょう。

(飼育展示係 桐生)