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蟄虫戸を坯す(すごもりのむしとをとざす)の写真

更新日:2019.09.27蟄虫戸を坯す(すごもりのむしとをとざす)

更新日:2019.09.27

蟄虫戸を坯す(すごもりのむしとをとざす)

朝晩涼しく秋の気配を感じる季節、金沢自然公園へ出かけてみませんか?
二十四節季では、虫が隠れて戸をふさぐころ。土の中へ巣ごもりの仕度をはじめます。

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彼岸花 ヒガンバナ科
園内を歩いていると鮮やかな赤い花を見かけます。1本の茎に6つの赤い花が咲き、天へ向かうようにめしべ、おしべを広げた彼岸花。お彼岸のこの時期に開花し曼殊沙華とも呼ばれます。日本では北海道から沖縄まで見ることができますが、自生ではなく中国大陸から持ち込まれたものといわれています。根・茎・花に毒があり田んぼや畑まわりを荒らす小動物(ネズミ・モグラ・虫)などを寄せ付けない為に植えられたとの説もあります。
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茅場
昔、里山の集落そばには「茅場」とよばれる広いすすき野原がありました。毎年秋に刈り取って茅葺き屋根や家畜のえさに活用していました。乾燥したススキは雨に強く、囲炉裏端の火や煙で燻され丈夫になります。
IMG_2005.jpgススキ イネ科

おはぎ と ぼた餅
秋分の日にお供えする「おはぎ」は秋に収穫したばかりの小豆をそのままつぶあんにして作り、冬を越し固くなった小豆をこしあんにして作ったものが春の「ぼた餅」と呼ばれていたそうです。春の牡丹、秋の萩に見立ててそう呼ばれていた おはぎ と ぼた餅 ですが、自然のものをおいしくいただく秘訣が隠されていたようです。ぜひ、秋のとれたての小豆で「おはぎ」を作ってみてはいかがですか?
IMG_2025.jpgハギ マメ科

(けい太)