更新日:2024.04.22家主は知らない その3
更新日:2024.04.22
家主は知らない その3
1日2回給餌していますが、朝餌をどんな時間に与えても、
大体15時すぎから夕餌の催促をして鳴いているカナダガン。
どうやら僕と同じ時間でお腹がすくタイプのようです。
話はそれましたが、前回の続き
陸地は作りましたが、所詮汚泥、性質上高く積み上げることが出来ません。
このままでは、結局水底に消えてしまい、水草を生やすのが難しそうです。
水深は満水まで貯めると、左側の赤丸の木杭の上部ぐらいです。
また、満水時は池の縁まで水位があげられるものの、
落水すると岸辺は木杭やコンクリート護岸で垂直に切り立っています。
これだと生物も植物も利用しづらい。
ここ数年、鳥インフルエンザ感染予防対策のため半年近く水を抜かざるを得ない状況のため、
落水時の生物利用も考慮していく必要がありますので右側の青丸のような棚を作成しました。
こんな感じ囲ってみました。
囲っただけなので、ここから手伝ってもらいながら気合で泥入れです。
一度に入れても泥なので中々進みません。
少し泥入れて数日乾かしてまた少し泥入れてを繰り返していきます。
この時期、僕は会議まみれ、出張まみれでたくさん資料をつくらないといけなかったのですが、
現実逃避で気づくと泥入れ作業をしていた気がします。
現実逃避の甲斐もあって、3ヶ月程度でここまでできました。
見た目は土のように固まって見えますが、うっかり足を踏み入れるとはまって抜け出せなくなります。
(写真は、2月ですがアオコが多すぎる)
後々知りましたが、ビオトープの世界ではこうゆうものをエコトーンや浅場というそうです。
一つ勉強になりました。
飼育展示係 大滝