更新日:2015.07.03クロサイの「アキリ」がやって来ました!
更新日:2015.07.03
クロサイの「アキリ」がやって来ました!
6月4日、ドイツのベルリン動物園から
2012年8月生まれのメスのクロサイ「アキリ」が入園しました。
はじめまして、アキリです。よろしくね!
ツノはリッパですが、まだあどけない顔立ちをしています。
愛称どおり(「アキリ」はスワヒリ語で「利口」という意味)、
とても聞き分けがよく、やさしい女の子です。
アキリと一緒に
「クロサイ飼育の道35年」の超ベテラン飼育員ユルゲンさん・
奥さんでベルリン動物園の獣医でもあるターニャさんも来園。
3週間にわたって技術の引き継ぎを受けました。
入園翌日の6月5日、
ユルゲンさんに手を添えてもらって、アキリの好物を私が持ち与えてみましたが…
…
拒否されました…。
しかし、6日にはターニャさんに諭されたのが効いたのか、
ターニャさんの手に支えられた私の手から餌を取り、
7日には私一人で与えても、手から餌を食べてくれました。
その後は次々にクロサイ舎に訪れる職員たちにも驚くことなく皆と触れ合い、
どんどん新しい環境に慣れています。
実はすでにサブ運動場とシュートにまで出ています。好奇心旺盛ですね。
一方、先住の「ニル」は、10日間くらいアキリの存在に気づかなかった(!?)ようですが、
サブ運動場でその姿を見かけてからはアキリのことが気になって仕方なくなり、
展示場に出ていかない日が続きました。
今はやっと展示場に出るようになりましたが、
毎朝、アキリが使っているサブ運動場の入り口に居座って
担当者と代番者をヒヤヒヤ・ヤキモキさせています。
(左から)ユルゲンさん・ターニャさん・アキリ・私
7月からは休園日にアキリを展示場に出す練習を開始しようと思っています。
アキリに会える日をどうぞお楽しみに!
(クロサイ担当 板橋)