更新日:2016.11.20鬣
鬣
みなさん、「鬣」この漢字読めますか?
私も以前は読めませんでしたし、未だに書くことができません(いや、書こうと思ったこともありません)。
正解は、「たてがみ」と読みます。
たてがみと聞いて雄のライオンをイメージする方も多いかと思いますが、馬にもたてがみがあります。
この耳の後ろから首の付け根まで生えているのが、たてがみです。
さて、このたてがみ。なんのためにあるのでしょうか?
諸説あって、はっきりしたことはわかりませんが・・・
説1:帽子の役割
人間でも暑い日には、帽子をかぶったり、首を冷やしたりしますよね?
それと同じように、馬もたてがみで直射日光から首を守っているだとか。
説2:マフラーの役割
帽子の話とは全く逆ですね。
寒い時期に首を寒さから守っているだとか。
説3:傘の役割
こちらもやっぱり大事な首を冷やさないように、雨が降った時に首が濡れにくいようにしているだとか。
説4:プロテクターの役割
大型の肉食動物は獲物を捕らえる時に首を狙いますよね?
その時にたてがみがあった方が逃げられるチャンスが多いだとか。
説5:センサーの役割
見えにくい首の周りに何かが当たった時に気付けるようにあるだとか。
説6:虫除けの役割
虫を追い払いにくい首まわり。たてがみを揺さぶれば虫も逃げていくだとか。
説7:おしゃれ?
たてがみの立派なオスはメスたちからモテるだとか。
とは言っても、他のウマ科の動物たちのたてがみこんなに長くありません。
ノロバのたてがみはこんな感じだし・・・。
シマウマのたてがみもこんな感じです。
では、なぜ馬だけたてがみが長いのでしょうか?
暑さ対策や身を守るためだったら、野生のシマウマの方が必要な気がします。
馬には何かしら必要な理由があって、このように進化してきたのでしょう。
でも、それってなに???
謎は深まるばかりです・・・。
ぱかぱか広場 北川健史