更新日:2017.03.31お待たせしました‼
お待たせしました‼
展示場フェンスの改修期間中、
裏の放飼場でひっそり暮らしていた子リカオンたち。
待ちに待った展示場デビューの日がやってきました。
非展示中の主役は閑古鳥⁉ いやいやムクドリやカラスでしたが...
満を持しての登場です。
元気に飛び出していった子どもたち。
ひとしきり走り回った後は、
思い思いに広い展示場を探索します。
ガラスビューには№13♂がやってきました。
№17♀が走り去っていきます。
疲れたのか、そのうち団子になって休息です。
翌日は雨...
石舞台の下で雨宿りをしていました。
能天気?な昨年生まれのロシェたち4頭とは
ちょっと違うようです。
さて、一緒に展示場に出て行った
両親のゴウとシーは、というと
以前同様2頭で仲良く走っていました。
お披露目の日にお越しいただいた方、
また、このブログをお読みになっている方の中には、
もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが
6頭の子どもたちのうち
残念ながら4頭しか一緒に展示できませんでした。
よく子どもたち同士でじゃれ合っているのですが、
いろいろなところを嚙み合っているうちに度を越して
ケガをしてしまうようです。
これまで、誰かしら治療し、個別に飼育してきました。
今は、№14♂と№16♀を個別で飼育しています。
(展示はしていませんが、元気にしていますので、ご心配なく。)
傷が癒えれば群れに復帰できるように練習をしなければなりません。
初めてのリカオンの自然哺育。
すべてが手探り状態、
まだまだ試練がありそうです。
こんなに大きくなった現在でも
親子仲良く産箱の中で
重なるようにして眠る子リカオンたち・・・
昼間もおとなしく遊んでくれると良いのになぁ~
野生下では5,000~6,000頭しか生息していない
絶滅危惧種であるリカオン。
これからも暖かい目で見ていただければ幸いです。
(やせヒゲ眼鏡 田島)