更新日:2017.04.17春の話
春の話
みなさん、こんにちは!
傷病鳥獣担当ヨシタツです。
寒暖差がある日が多いですが、それでも徐々に暖かくなってきましたね。春です。
先日、通勤中にツバメが数羽飛んでいるのをバスの中から見ました。
園内でもツバメが飛んでいるのを見かけましたよ。
ツバメは、春から夏にかけて日本にやって来て、
秋から冬にかけては、南の暖かい国へ飛んでゆく渡り鳥です。
ですので、この季節にツバメを見かけると、「春が来たんだなぁ」と感じることが出来るわけですね。
さて、春は私の好きな季節です。
暖かくなってきて、鳥以外にも花や虫など、さまざまな生き物が活発になる季節だからです。
もちろん私も、さまざまな生き物の一つ。活発になり始めました。
というわけで、病院の獣舎近くで春を見つけたのでご紹介します。
コンクリートの道をカチャカチャとロボットのように歩いていました。
アオオサムシです。
図鑑で調べてみると、アオオサムシは成虫で冬を越すそうです。
春の暖かさを感じて、出て来たということですね。
2cmから3cmほどの大きさなので、見つけやすかったです。
続いて、外に置いていた網についていたのは・・・
バッタの仲間ですかね。まだ小さい、幼体です。
これからどんどん大きくなっていけるといいですね。
こんな花も見つけました。
キュウリグサという植物です。
花は直径2mmほど。控えめな感じが好きです。かわいらしい。
仕事をしながら春を感じられるのは、とても楽しいです。
好きな季節だけれども、知らないことはまだまだたくさん。
見つけた虫や花について、興味のあることは少しずつ調べていきたいなと思っています。
傷病鳥獣担当としては、これからは鳥のヒナの保護が増えて忙しくなるはずなのですが、
現在は鳥インフルエンザの影響により、鳥類の受け入れを中止しております。
ヒナには親鳥からはぐれないように、しっかり食べて、大きく成長していってもらいたいですね。
そして私たちは、鳥類の受け入れ再開に備えて、準備を進めていきたいと思っています。
飼育展示係 義達