更新日:2018.06.04さようならキュウタロウ
更新日:2018.06.04
さようならキュウタロウ
去る5月7日、ミナミアフリカオットセイのキュウタロウが出血性腸炎により死亡しました。
2歳10か月と早すぎる死でした。
離乳してアジを食べ始めたころよりお腹が一時的に大きく張る症状が頻繁にみられ、いろいろな検査をして消化管に先天的な異常があることがわかりました。
成長してなんとか克服してもらいたいと思っていました。
通常オットセイは1年程度で離乳しますが、キュウタロウはいつまでも魚を食べずに母乳に頼っていました。
そのため1歳半のときに思い切って断乳をしましたが、その後もなかなか魚を食べようとせず、担当者としてはやきもきしました。
また、やっと魚を食べるようになった後も、少しでも魚の大きさや硬さが変わると食べなくなる子でした。
姉のハッピーとは気が合ったらしく、毎日じゃれ合って遊んでいました。けっこう激しくじゃれ合うので、けんかしていると勘違いされることもあったほどです。
いつも一緒にいたのでハッピーはさびしそうに見えます。
短い間でしたがキュウタロウをかわいがってくれてありがとうございました。
ミナミアフリカオットセイ担当
栗原