更新日:2018.03.16インドライオンのサティに別れを
更新日:2018.03.16
インドライオンのサティに別れを
3月12日(火)、インドライオンのサティが死亡しました。今年の2月初旬より食欲が落ち、体調が優れませんでした。血液検査により腎機能に問題があることがわかりましたが、高齢であることを考慮し、体への負担が大きい方法を選択しないケアを行ってきました。最近では横になって過ごすことが多くなり、大好きな骨つき肉も食べなくなっていました。3月11日には呼吸が荒くなり、翌日の早朝、17年と9カ月の生涯に幕を下ろしました。もっとしてあげられることがあったのではないか、別の選択肢があったかもしれない、こうしておけば良かったなど想いがあふれます。でもその想いをしっかりと背負い、他の動物達への飼育に活かさなければなりません。
私が飼育員になったばかりのころに経験したのが、サティたちインドライオンの繁殖でした。
(生後1カ月頃のサティ)
(生後2カ月)
(生後4カ月)
(母親のウーマや姉妹とともに)
私が再びインドライオンの担当になった時、サティは16歳になっていました。
サティへのお別れの場として、3月15日から25日までアマゾンセンターに献花台を設置しています。
(古田)