更新日:2018.12.11ズーラシアスクール第3回「日本の動物たちの未来」
ズーラシアスクール第3回「日本の動物たちの未来」
みなさん!
こんにちは!!
11月17日に、ズーラシアスクール第3回目の授業を行いましたので、その様子をお知らせします!
まず、日本の気候や環境についてざっくりと知ってもらい、日本には多種多様な生き物がいるということをお伝えしました。
宿題でスクール生のみなさんが調べてくれた「ズーラシアに暮らす日本の動物たち」だけでもたくさんの種類がいましたね。
教室で基本的な知識を勉強した後は、野生動物の数が増えたり減ったりするのにはどのような要因が関わっているのかを実際に動物になって体験するため、プロジェクト・ワイルドという環境教育アクティビティーを実施しました。
自分たちがヤマネコになって森の中で生き抜くために必要なものを探すアクティビティーを通じて、自然環境のバランスとそれに手を加える人間の影響を身をもって感じたのではないでしょうか?
身体をいっぱい使ったあとは・・・園内へ。
日本の動物を4種取り上げ、実際に動物を見ながら、それぞれの暮らしている環境や食べているもの、絶滅しそうな原因、そして人間とどういった関係があるのかなどについて、話をきいてもらうことにしました!
ツシマヤマネコ、ツキノワグマ、コウノトリ、ニホンザル・・・、それぞれに事情がありました。
例えばツシマヤマネコは、数を減らす原因の一つとして交通事故があったり、ニホンザルは観光客が餌付けをすることで人をあまり怖がらなくなってしまい、農作物被害を起こしてしまうことがあります。
最後は教室に戻ってまとめの時間です。
同じ日本で暮らす動物たちをなぜ絶滅させてはいけないのか?これからも適度な距離で共存していくためにはどんなことが必要なのか?を、動物種ごとにグループになって話し合いました。
大人が話しても難しいテーマに、みなさん真剣に向き合ってくれました。
これからみなさんが色んな動物について考え、話し合ってくれると嬉しいです。
ズーラシアスクール担当:森田、牧野、麻生