更新日:2019.01.24偶然?それとも...
偶然?それとも...
今日のお話に登場するのは、光翔、エサ箱、木の枝!
まずは、主役たちの紹介です。
日本在来馬の一種、木曽馬の光翔!
今年で15歳!先日、ソフィアにぱかぱか広場一番の食いしん坊の座を奪われましたが、それでも食いしん坊!
次は、ぱかぱかブログでも何度か登場しているエサ箱!
短く切った牧草を中に入れて使います。牧草が外に出ないように、入口を馬の口が入るぐらいの大きさにしてあります。さらに、馬が箱を噛まないように板の厚みや角度など、意外にも計算されています。中は傾斜をつけてエサが残りにくくしてあります。
それから、木の枝!
野生の草食動物たちも冬などの草が生えにくい時期に、木の葉や枝、皮などを食べることがあります。ぱかぱか広場の馬たちには、よくシラカシという種類の木の枝を放牧場に置いて食べさせています。本来は牧草などの草を食べるのがいいのですが、牧草ですとあっという間に食べ終わってしまいます。木の皮は食べるのに時間がかかり、退屈しのぎにはもってこい。柵をかじったり、柵の外の草を食べようとして柵を壊したりといったイタズラ防止に一役買っています。
そして、
彼らが出会った結果...。
おわかりいただけたでしょうか?
それでは、近づいてもう一度!
箱に枝が刺さっている!!!???
この日、出勤のスタッフに確認したところ、枝を刺した人はいないとのこと。
もちろん、お客さまも馬場には入ることができません。
光翔に事情聴取をするわけにもいきませんので、ここでいくつかの説を予想してみました。
・枝を使って残りのエサをかき出していた説
動物も道具を使うなんて話聞いたことありますよね。いくら箱に工夫がしてあるといえども、端の方に少しは草が残ってしまいます。馬も賢いから丁度よさそうな木の枝で端に残ったエサをかき出して食べていたのでは?
・鳥やUFOが持ち上げた説
ぱかぱか広場の周辺には、カラスならたくさんいるので、もしかしたら2、3羽で持ち上げたのかも知れません。それとも、まさかUFOが?飛んでいるのは一度も目撃したことはありませんが、もしかしたら...。
・光翔がくわえていたら箱に刺さってしまった説
このくらいの枝なら簡単にくわえて持ち上げることができます。枝を食べながら、箱の中のエサも食べようとして偶然、刺さってしまったのでは?
食べているところを見ていたところ、枝を使っている様子はありませんでした!
この日は、カラスもUFOも見当たりませんでした!
となると、
どうせ、自分で入れちゃったんでしょ?
なんか、食べにくい!
その後、枝はスタッフが取り出しました。
偶然に枝が刺さってしまった説が、最有力ですね。
でもね、
この真相を知っているのは、
光翔だけなんです...。
ぱかぱか広場 小林範史