更新日:2019.01.24マサムネ、移動
マサムネ、移動
みなさんこんにちは!
傷病鳥獣担当ヨシタツです。
10月のブログで紹介したホンドタヌキのマサムネ(こちら)ですが、広い部屋に移動しました!
マサムネはおとなしい性格をしており、寝ていることが多いため、ケージで過ごすことに不満はないのかと私は思っていましたが、傷病鳥獣担当Aの提案により、広い部屋に移すことに。
長いことケージで飼っていたので、環境が変わって落ち着きがなくなったらどうしよう...。特にマサムネは老齢個体なので、体調を崩してしまったら立ち直るまで時間がかかるかもしれない...などと心配していたのですが・・・
私が休みの日に実行されていました(笑)
移動した直後は部屋の中でクルクルと動き回っていましたが、そのうちスノコの上でうずくまり、落ち着いたようです。
後日、寒いかもしれないと思いペットヒーターを入れると、スノコからヒーターへ移動していました。
だらりと寝ている日もあります。
A職員によると、夕方によく動き回るようです。私が夕方の餌をあげるときはいつもヒーターの上で寝ているのに。
ケージから部屋に移動してから3週間。
餌の食いや便の状態も変わらず、調子を崩していることはなさそうです。よかった。
もし私がマサムネの立場で、ケージと部屋のどちらかを選べるとしたら、ケージを選びます。なぜなら新しい環境は慣れるまでに時間もかかるし、ストレスを感じて体調を崩してしまうこともあるからです。
しかし、動物の気持ちになって考えることは大切ですが、自分と同じことを動物も(もちろんヒトも)思っているとは限らないんですね。改めて自分の慎重さと思い込みの強さに気付かされた良いきっかけとなりました。
A職員、マサムネ、どうもありがとう!
今年の抱負は「愉快に生きる」
飼育展示係 義達