更新日:2019.04.20穴掘り名人
更新日:2019.04.20
穴掘り名人
とある平日のひき馬体験の時間。
次のお客さんが乗りに来てくれるまで待機中のソフィア。
退屈しのぎなのか穴を掘り始めました。穴なんか掘って楽しい?
なかなか、器用に穴を掘っているのです。
しかし、なぜ穴を掘るのか?
巣穴に暮らす訳でもないし、砂場遊びが好きな訳でもないし。
答えは、
ごはんが食べたい時や別の場所に行きたい時など、欲求や期待がある時に出る行動なんです。
そうかそうか、お腹が空いているのがわかったなら、エサをあげれば解決ですね。
と、思うかもしれませんが、そういう訳にもいかないんです。
このような行動を「前掻き」というのですが、この前掻きをすれば毎回エサがもらえるということを覚えてしまう可能性があるんです。
子どもが「おもちゃを買ってほしくてだだをこねる→買ってもらえる」ということになると、そのうち、「だだをこねれば、おもちゃを買ってもらえる」と思ってしまうというのに少し似ています。
動物も人も甘やかしてはいけないのは、一緒ですね。
しかし、しっかりということを聞いてくれたときや上手にできたときには、ごほうびにニンジンをあげていますし、毎日必要な給餌量はしっかりとあげています。
食いしん坊なソフィアだからこそ、エサへの執着が強いのかも知れませんね。
一方、ぱかぱか広場にいる歴の長い、光翔先輩にいたっては、この通り!
前掻きしても意味がないことを知っていれば、うたた寝ですね。
ソフィアも早くこれぐらいの余裕が出るといいですが...。
ぱかぱか広場 小林範史