更新日:2019.05.27あっちもこっちも
更新日:2019.05.27
あっちもこっちも
今回は「光翔」と馬たちのごはんの食べ方の紹介です。
ズーラシア内に草の生えているちょうどいい場所があったので、そこを使っていきましょう。
(今回は、馬の生態を紹介するために特別に食べさせています。)
食べていいよと合図を出したら、すぐさま...。
草を食べ始めます。
のんびりと食べてもらえるよう少し離れて、観察してみましょう。
ほんの10秒も経たないうちに、のそのそと歩きだして、次の場所で草を食べ始めました。危うくシャッターチャンスを逃すところでした。
その後も「食べる→やめる→移動する→食べる」の繰り返しでした。
実は、馬が草を食べる様子からしたら、当たり前のことなんです。
なぜ馬は最後まで食べきらないのか?
実は、馬たちは草の中でも上の方を好んで食べる習性があります。おいしいところがなくなってしまえばすぐ近くにおいしい草があるわけです。一生懸命食べきる必要もないんです。さらに、一見もったいなく思えますが、草の下を残しておくことでまた草は伸びてくれるというわけです。
要するに、「飽きっぽい」ですね!!
あっちもこっちも食べて、こういうところは人は見習ってはいけませんね!
「帰るよ〜」と声をかけたのですが、まだ飽きていないとでも言いたげですね。
意識的にそうしているのか、無意識なのかは分かりませんが、飽きっぽいことでいつでもおいしい草が食べられるようになっているようです。
ぱかぱか広場 小林範史