更新日:2019.08.09こちらもちょっと変わりました
こちらもちょっと変わりました
最近、フランソワルトンの群れ構成を少し変えたとお話ししましたが、
(その時のブログがこちら)
アカアシドゥクラングールでも、最近少し群れ構成が変わりました。
それがこちらの2頭、
左側にいるのがメスのワニ、右上にいるのがメスのサオです。
以前ブログでもお話ししましたが、サオは今まで両親のいる群れで暮らしていました。(ブログはこちら)
4歳になったサオはそろそろおとなの仲間入り、群れの中でも少し浮いているような様子だったので、単独で飼育していたワニと同居させてみることになりました。
同居開始直後、すぐにサオがワニの隣に行ったのですが、挨拶をしなかったのが気に入らなかったのか怒られてしまい、サオはシュンとなって隣の部屋に戻ってしまいました。
しかし、急に何かのスイッチが入ったのかサオにぐいぐい近づいていくワニ(笑)
でも最初に怒られたのを根に持っているようで、ワニが近づくと逃げるサオ(^_^;)
しばらくは追うワニと逃げるサオの状態が続きました。
しかし30分もすると・・・
何をしているかわかりますか?
横から見るとこんな感じ。
ワニがサオにグルーミング(毛づくろい)をしてあげていました!!
最初はやや強引にグルーミングしていたようで、かなりビクビクしていたサオ(^_^;)
しかし、「あ、グルーミングしてくれる!大丈夫だ!」と気づいたようで、その後は自ら積極的にワニの前に体を投げ出して、グルーミングの催促をするようになりました。
そんな同居練習を行い、現在は2頭で暮らしています。
今後は一緒に展示場に出る練習をして、展示場にも登場していく予定です♪
ちなみに。
「え、なんでワニは1頭で暮らしていたの?オスのラーはどうしたの!?」
と今回の記事を読んで思ったドゥク通のあなた!ご安心ください。
ラーも変わらず元気ですよ(^^)
しばらくの間は1頭でのんびり過ごしてもらう予定です。
【飼育展示係 久保田】