更新日:2020.08.31親子なかよく...
親子なかよく...
みなさんこんにちは。
暑い日が続いていますが、少しずつ日が短くなっていますね。
時折ひんやりした風が吹いて、秋の訪れをひしひしと感じています。
...と思ったらまだ暑い日が続き、秋が待ち遠しい日々を過ごしています。
さて、前回のブログでオシドリのヒナを紹介しました。
2羽とも順調に成長し、9月半ばころにはウォークインバードケージにデビューできそうです。
▲8/19時点で、それぞれ340gと300gで、約2か月で孵化時の10倍になりました!!!
オシドリのヒナを育てているのは、非公開施設の予備鳥舎なのですが(ルートによっては園内バスからちらっと見えます)、同じ施設で飼育しているオウギバトからも、うれしいお知らせをお届けします!
6月初めからオウギバトのペアが抱卵をはじめました。
毎年繁殖している非常に優秀なペアですが、なんとオスは2000年生まれの20歳!!
国内の動物園で飼育しているオウギバトの中でもかなり高齢の個体です。
相手のメスは、シンガポールにあるジュロンバードパークからやってきた個体です。
私が担当になってから毎年繁殖していたのですが、今年も7月5日に無事孵化しました!
昨年、ウォークインバードケージで子育てをしている様子をご覧になった方はご存じかもしれませんが、オウギバトのヒナは非常に未熟な状態で孵化します。
▲親がエサをあげている瞬間です。真ん中の小さい水色の●がヒナ!
両親は常にヒナのそばにいて、ピジョンミルクと呼ばれる栄養満点のエサをもらいながら成長し、約1か月で羽が生えそろった後、巣立ちます。
そんなオウギバト親子の3ショットが撮れました☆ミ
体は小さいですが、トレードマークの冠羽はバッチリです!
8月の初めに巣立ち、今は親の後ろをついてまわっています。
体がもう少し大きくなって、群れに合流するまでは、このまま予備鳥舎で親と一緒に過ごします。
ウォークインバードケージデビューは来春かな...
楽しみにお待ちください!
暑いときこそカレー!!!!!!!! いいじま