更新日:2020.10.10マロンとのお別れ
更新日:2020.10.10
マロンとのお別れ
今年の6月19日に生まれたマロン(メス)が、10月2日に死亡しました。
死亡する数日前に展示場でぐったりとしているところを発見され、急きょ入院しました。
懸命な治療を続けていましたが最後は静かに息を引き取りました。
6月19日に生まれ、母親のクリスからたっぷりと愛情を受け、すくすくと成長していました。
生後2週間程たつとクリスの周りをよちよち歩く姿がとてもかわいらしかったです。
生後1か月を過ぎると動きも活発になり、展示場内を遊びまわっていました。
2、3か月と経過し、クリスと少し離れた場所でも遊ぶようになっていました。
それでもクリスやおばあちゃんのトシコはしっかりとマロンを見守っていました。
左:祖母のトシコ 中央:マロン 右:母親のクリス
クリスの代わりにマロンの近くで面倒を見ているトシコ
年上のヨツバが遊び相手になってくれました!
楽しそうにじゃれ合う姿は微笑ましく、他の子たちとも遊ぶ姿を楽しみにしていました。
これからも成長を見守っていきたいと思っていましたが、とても残念です。
マロンがいなくなったことで、私も悲しいです。
母親のクリスもマロンがいなくなってからしばらくは落ち着きがなく、時折、鳴き声をあげていました。
今では落ち着きを取り戻しつつあります。
これからも母親のクリスを含めたニホンザルたちが健康に過ごせるように精進していきます。
マロンの成長を見守っていた皆様、ありがとうございます。
今後ともニホンザルたちのことをよろしくお願いします。
さようなら、マロン。本当にありがとう。
飼育展示係 牧野