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今日は06(オウム)・15(インコ)の日の写真

更新日:2021.06.15今日は06(オウム)・15(インコ)の日

更新日:2021.06.15

今日は06(オウム)・15(インコ)の日

オウム・インコの日は、06(オウム)、15(インコ)の語呂合わせから国内で制定されました。

 

ズーラシアでは、バードショーに登場する4種のインコを飼育しています。

 

 

ベニコンゴウインコ ロゼ (メス) 11

 

ロゼ.jpg

 

 

ルリコンゴウインコ アイ (メス) もうすぐ7

 

アイ (1).jpg

 

 

ヨウム テル (オス) 9歳 (左)

ズアカハネナガインコ エール (メス) 9歳 (右)

 

テルエール.jpg

 

来園者の方からは「オウムだ!」と言われることが多いです。

 

まずはオウムとインコの違いについてお話しましょう。

どちらもオウム目に属する仲間なので、共通点も多いですが、大まかな違いとしては下記の2点が挙げられます。

①色(地味なのがオウム、派手なのがインコ)

②冠羽の有無(あるのがオウム、ないのがインコ)

例外もありますが、これを覚えておくだけで見分けるのが楽しくなります。

 

オウム・インコの仲間は主にアフリカ、南米、オーストラリアなど熱帯を中心とした地域(南半球)に生息しています。世界中でオウム科は約20種、インコ科は約330種生息しており、その多くが絶滅に瀕しています。

その要因は生息環境の減少、ペットとしての人気による密猟が中心です。

 

アイフライト (1).jpg

 

見た目も華やかで、人にもよく懐くことからペットとして人気がありますが、高値で取引され、密輸される場合は、輸送中にその多くが死亡することもあります。こうした現状を頭の片隅においていただけると、実際にペットショップで販売されているインコたちがどこからきているのか気になってきませんか。

 

オウム・インコに限らず、動物園に来園して「かわいい」「面白い」と感じた種について、少しでも考えたり調べたりするきっかけになれば、私たちも嬉しいです。知り、考え、調べることで多くの発見があると思います。

 

4羽.jpg

 

現在、バードショーは平日のみ再開しています。

今日ご紹介したインコだけでなく猛禽類も登場します。ぜひ遊びにいらしてくださいね。

 

 

バードショー担当