更新日:2021.03.20久しぶりの展示場
久しぶりの展示場
3月も半ばを過ぎ、気温が高い日が増えてきました。
ということで、その日の気温を見ながらですがアカアシドゥクラングールも展示場に出る日が増えてきています(^^)
今回は3ヶ月振りに外に出た、ラーたちのお話です。
初日は全頭おそるおそるといった感じで出て行き、久しぶりの外の世界にソワソワしている様子でした。
そして展示場に出てしばらくするとラーがプルプルと震えるようになったため、20分程で獣舎へ戻ることに(^^;)
後日、2回目の展示場へ。
前回少し出たためか、展示場までとてもスムーズに出て行き、ラーとワニはすぐに餌を食べ始め、サオはしばらくの間フェンスをグルグルと跳びまわって体を動かしていました(^_^;)
まだ小さいホアにとって、出ていなかった3か月間に展示場は未知の世界へと変わってしまったようでソワソワしていましたが、母親のワニはお構いなしに置いて行ってしまうので、ホアはピーピー鳴きながら一生懸命追いかけていました(;・∀・)
少し時間がたつとらみんな落ち着いて餌を食べ始めました(^^)
どうですか?ホアもだいぶ大きくなりましたよね♪
展示場でも寝室と同様に、ラーの後をついてまわる姿も。
しかしこの日も時おりラーがプルプル震えることが(^^;)
そこで今回初めての試みとして、展示場から寝室までの扉を全て開けた状態にして、自由に行き来できるようにしました!
どうかなぁ、通れるかなぁというこちらの心配をよそにスタスタ進むラー。
寝室から見るとこんな感じです。
手前のラーがいる場所がサブ運動場の入り口、奥のサオがいるのが展示場ですね。
ワニもホアを抱っこして戻ってきました。
1度寝室に戻ってきたら、展示場には出ていかないかなぁとも思っていたのですが、「私たち何も気にしな~い」とでも言うように、好きなように出たり入ったりしていました(´▽`)
ラーにいたっては、シュート(展示場と寝室の間の通路)の途中で座り込むことも(^^;)
予想外に展示場に出ていることが多かったラーたち。
もう少し暖かくなるまでの間は、体調を考慮してこんな感じで展示場と寝室を出入り自由にしていることがあるかもしれません。
その際は、ご理解の程よろしくお願いいたします。
【飼育展示係 久保田】